やすらぎのグレイッシュトーン、
リビングに家族が集まる家

公開終了

多目的に使えるカウンター、
リビングを中心に家族が集まる

集合住宅には集合住宅の魅力、戸建には戸建の魅力があると言われます。

この家は、実は集合住宅の多いエリアに建っているのですが、戸建だからできる様々な空間づかいやカスタム仕様をふんだんに採り入れた設計の住まいとしました。

天井や壁のデザイン、やさしい光を採りこめる窓や間接照明など、雰囲気づくりの工夫を重ねつつ、この家が目指したのは、2階フロアの特別感です。

内装デザインの「インダストリアル × グレー」というテーマからくるシックな落ち着き感と相まって、他にない居心地や愛着がうまれる。

そんな空間演出を施しました。

コンセプト

インダストリアル × グレー

アイアンやウッドの質感と独特なフォルムが特徴のインダストリアル家具は、レンガ壁やレザーのソファなどと合わせますと「男前インテリア」と言われるような、荒削りな素材感を楽しむコーディネートとなりますが、この家では、濃淡さまざまの「グレー」色と合わせ、「間接照明」で落ち着いたムードを醸し出すように整えました。それによるやわらかさや安らぎを感じさせる雰囲気が、この家の特徴となっています。
2階フロアの特別感

折り下げた天井の、ゆったりとおおらかなムラのあるグレー色が目を引くキッチン。壁沿いのカウンタースペースに設けた窓。リビングの間接照明。それぞれの場所のデザインや居心地のよさを追求し、2階フロアを、家族がつかず離れずの距離感でずっと過ごしたくなる場所にしてあります。
それぞれの寝室やお風呂のある1階や3階より、2階へ移動してきたときに、気分を切り替えて過ごせる。この感覚は、戸建てならではのものです。
外観

シックな色合いが都会的な外観です。ブラック系の外壁材をメインカラーにしていますが、真っ黒ではないため、玄関周りのホワイトとやさしいコントラストをなします。
細石の凹凸を表現した表情豊かな外壁材を採用しています。素材感あふれる木目調の扉をあしらい、玄関に近づくにつれ壁や軒天のホワイトのカラーが優勢になります。

土地面積： 60.96㎡（18.44坪）
建延面積： 94.36㎡（28.54坪）

2F／LDK

グレーをベースとしたリビング
心が安らぐ落ち着いた空間

【2階レイアウト】

キッチン背面にはカウンターなどを設けていないので、好みのカップボードを自由に選んで使うことができます。

【間接照明】

グレイッシュトーンのアクセントクロスと間接照明が落ち着いた雰囲気のリビングスペース。テレビなどを壁面に設置できるよう壁内部に下地を入れてあります。
- 【キッチン】
  
  キッチン上部は一部天井の高さが異なる「折下げ天井」となっています。
- 【折下げ天井】
  
  上質な雰囲気を演出するとともにLDK全体を引き締めるアクセントにもなります
- 【収納スペース】
  
  キッチン横に便利に使える収納スペースを設けました。棚の高さを自由に調節し、保存食のほか調理家電なども収納できます。
【カウンター】

キッチン横のカウンターは、お子様の勉強スペースや、パソコンスペースなどとして多目的に使えるので家族のコミュニケーションが取りやすくなります。

【バルコニー】
1F

シックな色合いが都会的な外観
エントランス空間を広く見せる工夫

【1階レイアウト】

玄関土間から廊下に上がる「上がり框」のラインを斜めに取っています。これにより正面から見た時の玄関スペースを広く見せることができます。

【玄関】

ローカウンター収納を廊下部分に設けました。収納にスペースを取らない分玄関の土間を広く使える工夫をしてあります。　

【洗面室】

トールキャビネットを設けてあるので、よく使う洗剤やタオル類などをすっきり収納しておくことができます。

【1階洋室】
3F／ROOM

各部屋に収納を確保しながら
部屋の明るさもバランスよく配置しました。

【3階レイアウト】
- 【3階洋室：西側】
  
  主寝室となる3階西側の部屋はグレー調のアクセントクロスで落ち着いた雰囲気に仕上げてあります。ダクトレールには調光できる照明を取り付けることもできます。
- 【3階洋室：東側】
  
  将来間仕切りできる部屋になっています。
- 【3階洋室：東側】
  
  部屋を分けた場合でも収納が設けられています。
【3階バルコニー】