書斎は要らない、チェアーも要らない。 お洒落な土間と「レセプション」空間があるなら。
お客様窓口の仁村よりお届けいたします。当社設計士によるコンセプトハウス、
を発表致しました。 当社では、これまでに「愛車と暮らす家」のような、パパ目線の家を手がけてきております。この度のコンセプトハウスでも、各所に様々な工夫を施してありますが、ここでは、1Fの玄関そばの「土間+洋間+クロゼット」(「レセプション」と呼ぶことにします)に着目してみたいと思います。
「趣味」に活かせる空間、と言われ、思い浮かべるものは、人さまざまであると思われます。せっかくの新居ですので、「手放したくない過去を陳列する」空間にするよりは、 何 か こ れ か ら の 活 動 や 未 来 の し る し と な る も の を置いてみたいものです。「レセプション」とは、そこへ来たものを受け容れ、そこから何かが始まる空間。以下は、あくまでも一例とお考えください。
【 特徴と活用例 】
- エントランスを入れば、打放しコンクリート風・雰囲気たっぷりの土間。マンハッタンのアパートのように、自転車をスタンド掛けにしておくもよし。
- インナーガレージを含め駐車2台可能。自営業の方でしたら、生活空間の動線(1F+2F)とは独立した空間であるレセプションを、ちょっとしたミーティング・スペースに使えるかもしれません。レジャーにアウトドアなど連れ立ってお出かけの方でしたら、レセプションを集合・解散場所にしてみるのも一案。土や水のついたままのアウトドアグッズの置き場に困りません。
- 靴を脱いで上がる洋間部分に、お気に入りのラグ、植木とコーヒーマシンを置いてみる。あるいは、12inchレコードとターンテーブルだけのミニカウンターを置いてみる。仲間や来訪者が昼夜問わず長居してしまえる空間が誕生します。
- 奥のインナースペースに設置した物置きを道具や資材・在庫品置き場にし、レセプションをコンパクトな陳列・作業スペースとすれば、パーソナルなブティックやアクセサリー工房を立ち上げられます。上階へ上がる階段の手前を、気の利いた「のれん」で区切ってしまいましょう。
- レセプション奥の扉を出たところは、裏庭と、屋根ありのインナースペースがあわせて奥行き4m以上、としっかりした広さの空間です。インナースペースは、菜園の土を置いておいたり、DIYの塗料を塗って乾かす場所にしたり、とご活用いただけます。もちろん、外から裏庭まで、靴を脱がずに行けます。
などなど。家づくりの参考にしていただければ、と思います。
なお、2Fリビングの、重厚感と暖かみある空間、3Fの、奥行き2.7mのバルコニー(片側が、雨や日光をよけつつ過ごせます)の仕上がりも、ぜひチェックいただきたいものです。バルコニーにはダウンライトや防水コンセントも揃っており、夜の家呑みやプライベート・パーティなどで重宝していただけるかもしれませんよ。
現地でご覧いただけますよう、ご案内申し上げます。