[ 淀川河川公園タウン ]

大川沿い周辺の地価

 2017年の地価データを見ると、都島区毛馬町の土地は1平方メートルあたり19万1000円。一方、大川を挟んで反対側にある北区長柄はどうだろう。駅からの距離や、梅田へのアクセスを考えてもさほど環境は変わらないが、こちらは同40万6000円と2倍以上に跳ね上がる(左記図参照)。つまり、毛馬町なら同じ予算で2倍の土地面積を手に入れられるわけだ。

 確かに、最寄りの交通手段がバスのみで不便さを感じるが、実際には梅田へは自転車で15分ほどで、自宅に駐車場も備えられると考えれば、「土地の安さ」をメリットにできる。実際に北区の会社経営中野博さん(仮名)は「自力での通勤手段があり公共交通は利用しないので、私たち家族にはこの広さが魅力だった」と購入を決意した。

高層ビルがないから屋上庭園が生きる

現地そばの淀川河川公園

 淀川河川公園タウンには、このエリアならではのもう一つの魅力がある。それはすべての住宅に屋上庭園(スカイバルコニー)が取り付けられるところだ。淀川河川公園に面し、周辺に高層ビルがない環境は、あこがれの屋上庭園を設置するには非常に適している。

 数年前に、マンションからスカイバルコニー付きの住宅に引っ越した今西ゆかりさん(仮名)。以前はベランダでハーブを育てていたが、屋上庭園を手に入れてからは広々としたスペースで、トマトや葉物野菜にまで栽培の幅を広げた。今西さんは「手作りの野菜だと料理が楽しい。食卓の話題にもなる」と喜んでいる。

 同社営業部の仁村恭宣さんは「バーベキューをしたり、友人を呼んでパーティーをしたり、夏場には淀川の花火も観覧できます。屋上庭園が一つあるだけで、暮らす楽しみの幅がグッと広がる。いろんな使い方をして楽しんでほしい」と話している。

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現地周辺環境

▲ 大川をはさんですぐ向こうが大阪市北区。(現地:都島区毛馬町にて撮影)